さて、なぜか今回は日本のウミガメについて書いていきます。
もはやUNLOVED関係ないですが個人的に写真が集まりましたので。









アカウミガメ

英名:ロガーヘッドシータートル
学名:Caretta caretta
 
世界中の温帯~亜熱帯地域に分布。
成体メスの甲長は65.4~105.3cm。
体重は70~180kg。甲羅は赤褐色~褐色で、頭部が大きい。

日本は世界有数の産卵地であり、太平洋側では宮城県以南、日本海側では能登半島以南で産卵する。






アオウミガメ

英名:グリーンシータートル
学名:Chelonia mydas mydas
 
地中海、インド洋、大西洋、太平洋に分布。
甲長は地域によって差があり、日本近辺、北太平洋では83.2~85.6cm。
甲羅は濃緑色~黒色で、頭部が小さい。

体脂肪が緑色であることから和名と英名が付けられた。






クロウミガメ

英名:ロガーヘッドシータートル
学名:Chelonia mydas agassizii
 
太平洋に分布。独立種とする意見やアオウミガメの亜種とする意見がある。
甲高が高く甲羅は黒い。





ヒメウミガメ(オリーブヒメウミガメ)

英名:オリーブリドレーシータートル
学名:Lepidochelys olivacea


インド洋、大西洋、太平洋に分布。
甲長はメスで50~70cm、オスはこれより小さい。
ウミガメの中ではかなり小型の部類。
体色は英名の通りオリーブ色。





タイマイ

英名:ホークスビルシータートル
学名:Eretmachelys imbricata


インド洋、大西洋、太平洋に分布。
甲長はメスで50~90cm程。
甲羅は黄色で黒褐色の斑模様が入る。



ちなみに、タイマイとアカウミガメの野外交雑が知られています。↓






撮影:黒島研究所