タイ産のキロブラキス属紹介しておきます。
Chilobrachys sp. "Aladdin"
原産:タイ北部
説明:全身紫色になる種類。タラート県チャーン島Aladdin Dive Safari で採取されたのでこの名前になったという説がありますが、これに関しては真偽不明です。タイ北部に広く分布していると言われています。今回輸入された個体は成体幼体ともにルーイ県北部血統です。ルーイ県はココです↓
ルーイ県北部となるとラオスとの国境付近ですね。
Chilobrachys sp. "Purple"
幼体
原産:タイ南部
説明:アラジンが歩脚全体が青くなるのに対して、パープルは歩脚膝節(Femur)のみ紫になります。青っぽいキロブラキスということでは両種似ていますがそもそも産地がかなり離れているようです。今回輸入された幼体はナコンシータムラート県産親からの血統です。 ナコンシータムラート県はココ↓
Chilobrachys huahini "Orange, Uthai Thani"
原産:タイ ウタイターニー県
説明:全身が橙色になる美しい種類。アジアでは派手な黄色~橙色の種類は少なく、一番有名なのはフィリピンオレンジ(Orphnaecus philippinus) だと思います。これら2種は属が異なるので体長も体形もことなります。
Chilobrachys sp. "Orange" と呼ばれているものは大きく2つ確認しており、このウタイターニー県産のタイプと後述ターク県産のタイプです。
ウタイターニー県産のオレンジはChilobrachys huahini の明るいカラーフォームではないかと言われています。
タイ人によるとウタイターニー県産オレンジは成体になるとターク県産オレンジに比べて暗い色になるそうです。また、体長はウタイターニー県産オレンジの方が大きく、脚の長さも長いようです。
ウタイターニー県はココ↓
Chilobrachys sp. "Orange, Tak"
幼体
原産:タイ ターク県
説明:全身が山吹色~橙色になる美しい種類。
Chilobrachys sp. "Orange" と呼ばれているもののうちターク県産のタイプです。
タイ人によるとターク産オレンジはウタイターニー県産オレンジに比べて体色が明るくなるそうです。
体長はターク産オレンジの方が小さく、脚も短いそうです。
ターク県はココ↓ ウタイターニー県とは隣です。